私の好きな「ナン風ブレッド」を紹介します。
厳密に「ナン」というと、インド北西部やパキスタンに伝わる壷のような形をした素焼き釜タンドーリ(Tandoori)を使って焼いた薄焼きパンを指すのですが、そんな釜は一般家庭にはないので、インドでは、自宅ではフライパンで焼く「チャパティ」と呼ばれる薄焼きパンを作るようです。チャパティも好きなのですが、ナンと違いイーストを使わず発酵過程を経ずに焼くので、モチモチ・ふわっとした食感が好きな私としてはちょっと物足りなく感じるときがあり、家でもモチモチッとしたナンのようなブレッドが食べられたらと思っていた時にシャロンが作ってくれたこのナン風ブレッド(写真)です。
材料や成形までの工程をナンを作るやり方で行い、その後、生地を釜やオーブンを使わずチャパティのようにフライパンで焼きます。
本場のナンはこれに釜で焼いたときの香ばしさが加わるのですが、このレシピ、下手なレストランで食べるよりおいしいし、他のレシピに比べて手早く作れるのと、モチモチっとした食感が気に入って、ウチでナンを食べたいときには、もっぱらこのレシピで作っています。

レシピはこちら↓
厳密に「ナン」というと、インド北西部やパキスタンに伝わる壷のような形をした素焼き釜タンドーリ(Tandoori)を使って焼いた薄焼きパンを指すのですが、そんな釜は一般家庭にはないので、インドでは、自宅ではフライパンで焼く「チャパティ」と呼ばれる薄焼きパンを作るようです。チャパティも好きなのですが、ナンと違いイーストを使わず発酵過程を経ずに焼くので、モチモチ・ふわっとした食感が好きな私としてはちょっと物足りなく感じるときがあり、家でもモチモチッとしたナンのようなブレッドが食べられたらと思っていた時にシャロンが作ってくれたこのナン風ブレッド(写真)です。
材料や成形までの工程をナンを作るやり方で行い、その後、生地を釜やオーブンを使わずチャパティのようにフライパンで焼きます。
本場のナンはこれに釜で焼いたときの香ばしさが加わるのですが、このレシピ、下手なレストランで食べるよりおいしいし、他のレシピに比べて手早く作れるのと、モチモチっとした食感が気に入って、ウチでナンを食べたいときには、もっぱらこのレシピで作っています。

レシピはこちら↓
■簡単!ナン風ブレッド■(3人分)
【材料】 ※1cup=250ccアメリカサイズ
お湯(50~60℃くらい)・・・・・2/3cup
▲ドライイースト・・・・・小さじ1
▲砂糖・・・・・小さじ1
▲塩・・・・・小さじ1
▲ヨーグルト・・・・・大さじ2
▲ギー(なければCRISCO)・・・・・小さじ4
小麦粉(allpurpose flour)・・・・・2cups
バター・・・・・適宜・好みで
【作り方】
【1】ボウルにお湯を入れ、▲の材料を全て加えてよく混ぜる。
【2】【1】に小麦粉を振いながら入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
【3】べたつきがあるものの全体的にまとまってきたら大き目の台に生地を移し、手の親指の付け根で押すような感じで更に捏ねる。
【4】【3】の生地がだんだんベタベタしなくなり、まとまりやすくなってくるので、生地を押してみて少し戻ってくる感じになったらボウルに生地を入れ蓋をして、温かいところで約1時間休ませる。
※ウチは室内灯を点けたオーブン(26~28℃くらい)に入れて休ませます。
<発酵前の生地>

【5】1時間後、生地が2倍程度に膨らんだら6等分して生地を円形に薄く(4~5mmの厚さに)延ばす。
<発酵後の生地>

【6】テフロン加工のフライパンを熱し(油は使用しない)、円形に成形した一枚入れ、片方1分程度焼いて、焼き色がついたところでひっくり返す。

【7】生地がぷくっと膨らんでくるので、ヘラなどで押してガスを抜きながら、もう片方の面に焼き色が付くまで焼く。出来上がり。
※好みでバターを薄く塗ってもよい。カレー等と一緒に召し上がれ^^。

<今回使用した’ghee(ギー)’>

<今回使用した小麦粉(allpurpose flour)>

【材料】 ※1cup=250ccアメリカサイズ
お湯(50~60℃くらい)・・・・・2/3cup
▲ドライイースト・・・・・小さじ1
▲砂糖・・・・・小さじ1
▲塩・・・・・小さじ1
▲ヨーグルト・・・・・大さじ2
▲ギー(なければCRISCO)・・・・・小さじ4
小麦粉(allpurpose flour)・・・・・2cups
バター・・・・・適宜・好みで
【作り方】
【1】ボウルにお湯を入れ、▲の材料を全て加えてよく混ぜる。
【2】【1】に小麦粉を振いながら入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
【3】べたつきがあるものの全体的にまとまってきたら大き目の台に生地を移し、手の親指の付け根で押すような感じで更に捏ねる。
【4】【3】の生地がだんだんベタベタしなくなり、まとまりやすくなってくるので、生地を押してみて少し戻ってくる感じになったらボウルに生地を入れ蓋をして、温かいところで約1時間休ませる。
※ウチは室内灯を点けたオーブン(26~28℃くらい)に入れて休ませます。
<発酵前の生地>

【5】1時間後、生地が2倍程度に膨らんだら6等分して生地を円形に薄く(4~5mmの厚さに)延ばす。
<発酵後の生地>

【6】テフロン加工のフライパンを熱し(油は使用しない)、円形に成形した一枚入れ、片方1分程度焼いて、焼き色がついたところでひっくり返す。

【7】生地がぷくっと膨らんでくるので、ヘラなどで押してガスを抜きながら、もう片方の面に焼き色が付くまで焼く。出来上がり。
※好みでバターを薄く塗ってもよい。カレー等と一緒に召し上がれ^^。

<今回使用した’ghee(ギー)’>

<今回使用した小麦粉(allpurpose flour)>

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この記事へのコメント
サワディ~カ~
これはええゎ、カレーがないけど・・・・お昼にでもやってみよかな?
う~ん、ついでにカレーも作っちゃえ!
チェンマイには・・・夕方から出発です。まだ、どこら当たりに行くのか・・・?
これはええゎ、カレーがないけど・・・・お昼にでもやってみよかな?
う~ん、ついでにカレーも作っちゃえ!
チェンマイには・・・夕方から出発です。まだ、どこら当たりに行くのか・・・?
ナンのレシピ、楽しみにしてました!
フライパンで焼くんですね!?
ギーは買ったことないんですが、買って見ます。多分デリーにも同じものがある筈ですよね。
CRISCO(ショートニングですよね?)はデリーには殆どなくて、日本からもちこんでいるのですが、ムンバイにはありますか?
Pumpkin-Rさんのミートソース、作ってみました! 美味しかったです。
記事にも取り上げさせていただきました。ありがとうございました。
フライパンで焼くんですね!?
ギーは買ったことないんですが、買って見ます。多分デリーにも同じものがある筈ですよね。
CRISCO(ショートニングですよね?)はデリーには殆どなくて、日本からもちこんでいるのですが、ムンバイにはありますか?
Pumpkin-Rさんのミートソース、作ってみました! 美味しかったです。
記事にも取り上げさせていただきました。ありがとうございました。
いくつか試した中で、レストランのモチモチのナンに最も近いのがこのレシピなんです。材料も簡単だし、機会があればぜひお試しください^^/!
、、、て、チェンマイには着けたんでしょうか?旅のご無事を祈ってます~!
、、、て、チェンマイには着けたんでしょうか?旅のご無事を祈ってます~!
温度の低いオーブンで時間をかけて焼くよりも、高温に熱したフライパンで焼くほうが、ナンのモチモチっとして香ばしい味に近いものが出来るようです。
このギーは、インドであればすぐに見つかると思います。
>CRISCO(ショートニングですよね?)
ウチはアメリカから送りました。インドで買おうと思うと難しいかもしれません。
>ミートソース
作っていただいてありがとうございます~!さっそくお邪魔しにいきます♪
このギーは、インドであればすぐに見つかると思います。
>CRISCO(ショートニングですよね?)
ウチはアメリカから送りました。インドで買おうと思うと難しいかもしれません。
>ミートソース
作っていただいてありがとうございます~!さっそくお邪魔しにいきます♪
すっごくおいしそうなナンですね~。
以前ククのめぐみくんのレシピでナンを焼いて以来、おうちでナンにはまってます。
Pumpkinさんのはヨーグルトを入れるんですね。
これは是非試してみます。
ギーも常備してますよ~♪
(ただあまり使い道がよくわからず…(^^ゞ)
あ~すぐにでも食べたいです!!!
以前ククのめぐみくんのレシピでナンを焼いて以来、おうちでナンにはまってます。
Pumpkinさんのはヨーグルトを入れるんですね。
これは是非試してみます。
ギーも常備してますよ~♪
(ただあまり使い道がよくわからず…(^^ゞ)
あ~すぐにでも食べたいです!!!
楽子さんもナンを焼かれるんですね。
このレシピ、気に入っていただけたらうれしいです^^。
ギーはこちらに来てから、カレーを作るときにいつも使うのでけっこう頻繁に使っている気がします。
また、ギーを使う他のレシピもUPしていきますね^^。
このレシピ、気に入っていただけたらうれしいです^^。
ギーはこちらに来てから、カレーを作るときにいつも使うのでけっこう頻繁に使っている気がします。
また、ギーを使う他のレシピもUPしていきますね^^。
またまた失礼します。
このナンに使われている小麦粉って強力粉ですか。
前に作ったときは、強力粉に少し薄力粉を混ぜて作ったので、Pumpkinさんのはどうなのかな~とちょっと気になりました。
それから今日私のブログに載せたのですが、先日シンガポール料理の店で、インドのパンだと言うロティパラタというものを食べたのです。
パイのように層になってて、ナンよりも薄くてとってもおいしかったのですが、これってインドではよく食べるものなんですか?
あまりにも美味しかったので、作り方をもしPumpkinさん、またはシャロンさんが知っていたら、ブログに載せて欲しいな~と言う、ずうずうしいお願いです♡
このナンに使われている小麦粉って強力粉ですか。
前に作ったときは、強力粉に少し薄力粉を混ぜて作ったので、Pumpkinさんのはどうなのかな~とちょっと気になりました。
それから今日私のブログに載せたのですが、先日シンガポール料理の店で、インドのパンだと言うロティパラタというものを食べたのです。
パイのように層になってて、ナンよりも薄くてとってもおいしかったのですが、これってインドではよく食べるものなんですか?
あまりにも美味しかったので、作り方をもしPumpkinさん、またはシャロンさんが知っていたら、ブログに載せて欲しいな~と言う、ずうずうしいお願いです♡
>ナンに使われている小麦粉って
使っている小麦粉は、all-purpose flourで、強力粉と薄力粉を混ぜてある粉です。
ただ、これインドブランドのなんですが、シャロンはナンやパンを焼くときはこれ、ケーキを焼くときはアメリカから持ってきた別のall-purpose flourを使っています。
それほど差はないと思うんですが、ナンを焼くときに使う粉は少し強力粉の割合が多いようにも感じます。
>ロティパラタ
Roti(ロティ)はブレッド全般を指すヒンズー語で、Paratha(パラタ)は南インドでよく食べられるパンの一種です。全粒粉を使って作るのが一般的のようですが、楽子さんが食べたのも全粒粉入りでしたか?それであればレシピ持ってますよ^^。
使っている小麦粉は、all-purpose flourで、強力粉と薄力粉を混ぜてある粉です。
ただ、これインドブランドのなんですが、シャロンはナンやパンを焼くときはこれ、ケーキを焼くときはアメリカから持ってきた別のall-purpose flourを使っています。
それほど差はないと思うんですが、ナンを焼くときに使う粉は少し強力粉の割合が多いようにも感じます。
>ロティパラタ
Roti(ロティ)はブレッド全般を指すヒンズー語で、Paratha(パラタ)は南インドでよく食べられるパンの一種です。全粒粉を使って作るのが一般的のようですが、楽子さんが食べたのも全粒粉入りでしたか?それであればレシピ持ってますよ^^。
ナンに使う小麦粉、やっぱり強力粉と薄力粉が混ぜてあるんですね。
ではでは、以前に作った配合で混ぜて(やはり強力粉の方を多く混ぜました)作ってみます。
そしてロティパラタ、そんなにツブツブ感は感じなかったのですが、色から想像するに全粒紛が入っていたかもしれません。
レシピ、教えていただくことできるでしょうか。
ではでは、以前に作った配合で混ぜて(やはり強力粉の方を多く混ぜました)作ってみます。
そしてロティパラタ、そんなにツブツブ感は感じなかったのですが、色から想像するに全粒紛が入っていたかもしれません。
レシピ、教えていただくことできるでしょうか。
>ロティパラタ
私の持っているレシピでよかったら、どうぞ。近日中にUPしますね。
私の持っているレシピでよかったら、どうぞ。近日中にUPしますね。
サワディ~カ~
タイのは・・お菓子になってるけど、ちょっと違うみたい・・・、
卵入れたり、バナナ入れたりして最後に練乳に砂糖をかけるお菓子です。
作ってみて・・・・大失敗しました。
そちらには、こんなお菓子、あります?
タイのは・・お菓子になってるけど、ちょっと違うみたい・・・、
卵入れたり、バナナ入れたりして最後に練乳に砂糖をかけるお菓子です。
作ってみて・・・・大失敗しました。
そちらには、こんなお菓子、あります?
タイのロティー、カオサンの屋台でよく食べました。普段甘いものは食べないんですが、練乳をかけただけのロティはけっこう好きだったなぁ。
インドにはそういうお菓子は見かけないですねぇ。「ドサ」というクレープのようなスナックはありますが、ココナツチャツネなどをつけて食べる甘くないものです。
インドにはそういうお菓子は見かけないですねぇ。「ドサ」というクレープのようなスナックはありますが、ココナツチャツネなどをつけて食べる甘くないものです。
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