先日、ティーマサラのレシピを聞かれたのでウチで使っているレシピをご紹介します。
このスパイスミックス、辛くはなく、シナモンを多く使うためとても甘い香りがするので、私とシャロンは勝手に「スィートマサラ」と呼んでお茶に入れたり、お菓子を焼くときなどにも使っています^^。

これは、知り合いのインド人から彼女が監修した本をいただいたんですが、その中にあったガラムマサラのレシピが元になっています。
その本によると、『ガラムマサラは、元来「体を温めるスパイス」という意味なので、基本的には体を冷やすスパイスは使わないが、最近のインド人主婦たちは好みでいろいろなスパイスをミックスして独自のガラムマサラを作っている。』と書かれています。
話は少し逸れますが、ヒンズー語でガラムマサラの「ガラム」は「熱い・暑い」、「マサラ」は「スパイス」という意味です。
ガラムマサラ(直訳すると「熱いスパイス」)と呼ばれるのは、このスパイスミックスが「スパイスを炒って(熱して)作ることから」とか、「体を温めるスパイスを使うことから」とか諸説ありますが、私は彼女の本の説明は割と納得できると思いました。
ガラムマサラを「辛いスパイス」だと説明している文献やHPもありますが、私は英語のhot(ホット)が「辛い」という意味を含むのでそこから転じた誤訳であろうとする説に賛成です。
話をウチの「スィートマサラ」に戻しますが、その本のレシピは「体を温めるスパイス」という考えに基づいて、シナモンスティック・クローブ・黒胡椒粒・ブラックカルダモンシードを使い、シナモンリーフや体を冷やすスパイスとされるフェンネルシード等はオプション扱いになっていますが、香りが好きなので私はそれらも一緒に使っています。
紅茶に振り掛けると市販のマサラチャイにも似た風味が簡単に得られるので、良かったら試してみてくださいね^^。
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「市販のマサラチャイを買うより手軽だし、作ってみようかな^^。」なーんて思ってくださった方、
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レシピはこちら↓
■スィートマサラ■(約大さじ2)
このスパイスミックス、辛くはなく、シナモンを多く使うためとても甘い香りがするので、私とシャロンは勝手に「スィートマサラ」と呼んでお茶に入れたり、お菓子を焼くときなどにも使っています^^。

これは、知り合いのインド人から彼女が監修した本をいただいたんですが、その中にあったガラムマサラのレシピが元になっています。
その本によると、『ガラムマサラは、元来「体を温めるスパイス」という意味なので、基本的には体を冷やすスパイスは使わないが、最近のインド人主婦たちは好みでいろいろなスパイスをミックスして独自のガラムマサラを作っている。』と書かれています。
話は少し逸れますが、ヒンズー語でガラムマサラの「ガラム」は「熱い・暑い」、「マサラ」は「スパイス」という意味です。
ガラムマサラ(直訳すると「熱いスパイス」)と呼ばれるのは、このスパイスミックスが「スパイスを炒って(熱して)作ることから」とか、「体を温めるスパイスを使うことから」とか諸説ありますが、私は彼女の本の説明は割と納得できると思いました。
ガラムマサラを「辛いスパイス」だと説明している文献やHPもありますが、私は英語のhot(ホット)が「辛い」という意味を含むのでそこから転じた誤訳であろうとする説に賛成です。
話をウチの「スィートマサラ」に戻しますが、その本のレシピは「体を温めるスパイス」という考えに基づいて、シナモンスティック・クローブ・黒胡椒粒・ブラックカルダモンシードを使い、シナモンリーフや体を冷やすスパイスとされるフェンネルシード等はオプション扱いになっていますが、香りが好きなので私はそれらも一緒に使っています。
紅茶に振り掛けると市販のマサラチャイにも似た風味が簡単に得られるので、良かったら試してみてくださいね^^。
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「市販のマサラチャイを買うより手軽だし、作ってみようかな^^。」なーんて思ってくださった方、
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レシピはこちら↓
■スィートマサラ■(約大さじ2)
★密封できるガラス瓶で冷暗所に保存すると、2ヶ月くらいは香りが持ちます。
★フェンネルシードとシナモンリーフは好みで入れなくても良いです。
★ホールスパイスが手に入らないときは、香り弱くなりますがパウダーで代用できます。その場合は炒らないで使います。
【材料】
シナモンスティック・・・・・10cmくらい ※パウダーだと、約小さじ21/2
クローブ・・・・・小さじ1強 ※パウダーだと、約小さじ1
黒胡椒粒・・・・・小さじ1強 ※パウダーだと、約小さじ1
ブラックカルダモンシード(種だけ取り出して使用)・・・・・1個分
フェンネルシード・・・・・小さじ1 ※パウダーだと小さじ約3/4
シナモンリーフ・・・・・半~1枚程度 ※なければベイリーフで代用可。
【作り方】
【1】フライパンを熱し、水を落とすと水滴がピンっと走るほど熱くなったところで火を弱めて中火にし、材料を全て加え、焦がさないように注意して常に材料を転がしながら香りが立ってくるまでゆっくりと炒る。
【2】ボウル等に移し完全に冷ましてからスパイスミルでパウダー状にする。
★フェンネルシードとシナモンリーフは好みで入れなくても良いです。
★ホールスパイスが手に入らないときは、香り弱くなりますがパウダーで代用できます。その場合は炒らないで使います。
【材料】
シナモンスティック・・・・・10cmくらい ※パウダーだと、約小さじ21/2
クローブ・・・・・小さじ1強 ※パウダーだと、約小さじ1
黒胡椒粒・・・・・小さじ1強 ※パウダーだと、約小さじ1
ブラックカルダモンシード(種だけ取り出して使用)・・・・・1個分
フェンネルシード・・・・・小さじ1 ※パウダーだと小さじ約3/4
シナモンリーフ・・・・・半~1枚程度 ※なければベイリーフで代用可。
【作り方】
【1】フライパンを熱し、水を落とすと水滴がピンっと走るほど熱くなったところで火を弱めて中火にし、材料を全て加え、焦がさないように注意して常に材料を転がしながら香りが立ってくるまでゆっくりと炒る。
【2】ボウル等に移し完全に冷ましてからスパイスミルでパウダー状にする。
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この記事へのコメント
もぉすっかりインドで仕入れたスパイスはなくなった。
最後の一振り、ガラムマサラをパンに入れるとどうだろう、
これが以外に美味しく、もう一度食べたいと思えどスパイスはなし。
今度、スイートマサラで挑戦させてもらいます。ありがとう
最後の一振り、ガラムマサラをパンに入れるとどうだろう、
これが以外に美味しく、もう一度食べたいと思えどスパイスはなし。
今度、スイートマサラで挑戦させてもらいます。ありがとう
パンにガラムマサラを混ぜ込むんですか。試してみたことはないですが、確かに合いそうです。
このスィートマサラ、ウチでは、チーズケーキの台のグラハムクラッカーに混ぜ込んだり、クッキーに入れたりしてました。
今度ウチでもパンに混ぜるのやってみますね^^。
このスィートマサラ、ウチでは、チーズケーキの台のグラハムクラッカーに混ぜ込んだり、クッキーに入れたりしてました。
今度ウチでもパンに混ぜるのやってみますね^^。
ガラムマサラは暑いスパイスの意味なんですね。
私もカレーに使うので『辛い』と思ってました。
スィートマサラとても香りがよさそうです。紅茶に入れて飲んでみたいです。
シナモンリーフなんていうのがあるんですね。
私もカレーに使うので『辛い』と思ってました。
スィートマサラとても香りがよさそうです。紅茶に入れて飲んでみたいです。
シナモンリーフなんていうのがあるんですね。
さっそくアップして下さってありがとうございます!
シナモン、クローブ、カルダモン、ブラックペッパーはぜんぶ粉末ですが在庫があります。シナモンリーフはないのでベイリーフでやってみましょう。あ、フェンネルだけは買ってこなくてはなりませんね。
胡椒が入るというのが、言われてみると驚きです!
hotという言葉、使い方に困ることがありますよね。よく英語国民がドイツ語で間違って、辛いという意味のつもりで熱いと言ってしまうことがありますよ。逆にドイツ語だと、「辛い」と「鋭い」が同じscharf(英語のsharpにあたります)なので、これも紛らわしいです。私はたいてい、辛味の場合はpikantと言い換えて混乱を事前に防ぐようにしていますが・・・。
シナモン、クローブ、カルダモン、ブラックペッパーはぜんぶ粉末ですが在庫があります。シナモンリーフはないのでベイリーフでやってみましょう。あ、フェンネルだけは買ってこなくてはなりませんね。
胡椒が入るというのが、言われてみると驚きです!
hotという言葉、使い方に困ることがありますよね。よく英語国民がドイツ語で間違って、辛いという意味のつもりで熱いと言ってしまうことがありますよ。逆にドイツ語だと、「辛い」と「鋭い」が同じscharf(英語のsharpにあたります)なので、これも紛らわしいです。私はたいてい、辛味の場合はpikantと言い換えて混乱を事前に防ぐようにしていますが・・・。
小生も日本におけるガラムマサラの誤解は、hot=辛いというものからきていると思います。
なかでも、面白かったのがコンビニなどでよく販売されているレトルトカレーにガラムマサラオイルなるものがオプションで付いているのですが
香りがほとんどしないだだのラー油だったことです。(゚Д゚ )?
インド料理に興味が無かった頃はすんごい物珍しくて、なんだか得した気分で使ってましたが今は、『このメーカーの商品開発者はインド料理に関しては素人なのかなぁ?、それともわざと日本人の嗜好にあわせているのか?』と考えたりしてしまいます。
しかし、本式のマサラ料理ばかり口にしてると、たま~に食べるボンカレーって激しく美味いんですよねぇ。(゚д゚)ウマー
なかでも、面白かったのがコンビニなどでよく販売されているレトルトカレーにガラムマサラオイルなるものがオプションで付いているのですが
香りがほとんどしないだだのラー油だったことです。(゚Д゚ )?
インド料理に興味が無かった頃はすんごい物珍しくて、なんだか得した気分で使ってましたが今は、『このメーカーの商品開発者はインド料理に関しては素人なのかなぁ?、それともわざと日本人の嗜好にあわせているのか?』と考えたりしてしまいます。
しかし、本式のマサラ料理ばかり口にしてると、たま~に食べるボンカレーって激しく美味いんですよねぇ。(゚д゚)ウマー
スィートマサラ、手軽にマサラチャイが楽しめるので良かったら試してみてくださいね^^。
シナモンリーフ、私もインドに来てから初めて使うようになりました。ウチではシャロンの実家に木があるからとタダで手に入りますが、店でもベイリーフより出回っているようです。
シナモンリーフ、私もインドに来てから初めて使うようになりました。ウチではシャロンの実家に木があるからとタダで手に入りますが、店でもベイリーフより出回っているようです。
胡椒が入ってますが、シナモンを多く使うのでそれほど胡椒の風味を強く感じないと思います。
良かったら試してみてくださいね^^。
英語のhotは紛らわしいですね。
アメリカで飲茶を食べたとき、スープ入りシュウマイを「熱いから気をつけて。」と言ったのに「辛い」と思ったらしく「平気だよ。」とパクっと食べたアメリカ人の友人がいました、、、。爆
ドイツでは「辛い」と「鋭い」ですか、、なんとなくチクチクしそうなニュアンスは同じですよね^^。
良かったら試してみてくださいね^^。
英語のhotは紛らわしいですね。
アメリカで飲茶を食べたとき、スープ入りシュウマイを「熱いから気をつけて。」と言ったのに「辛い」と思ったらしく「平気だよ。」とパクっと食べたアメリカ人の友人がいました、、、。爆
ドイツでは「辛い」と「鋭い」ですか、、なんとなくチクチクしそうなニュアンスは同じですよね^^。
日本だと大手出版社が出している料理の本にもガラム=辛いと説明しているものがありますよね^^;。
>本式のマサラ料理ばかり口にしてると、たま~に食べるボンカレーって激しく美味い
あはは。それ、同感です。とってもよく分かりますよ~^^。私も日本のカレーが時々むしょうに食べたくなるんですよね。
日本の実家から荷物を送ってもらうとき「カレールゥもお願い」とよく言ってしまいます^^;。
>本式のマサラ料理ばかり口にしてると、たま~に食べるボンカレーって激しく美味い
あはは。それ、同感です。とってもよく分かりますよ~^^。私も日本のカレーが時々むしょうに食べたくなるんですよね。
日本の実家から荷物を送ってもらうとき「カレールゥもお願い」とよく言ってしまいます^^;。
まだフェンネルシードが見つかっていないのですが、とりあえず手持ちの粉末スパイスを牛乳に入れて温め、細かめの茶葉を入れて煮出したものを茶こしで漉して飲んでみましたよ。
適当に入れたので分量や割合はものすごくいいかげんですが、なかなか美味しくマイルドなミルクマサラティになりました!
ごちそうさまでした♪
適当に入れたので分量や割合はものすごくいいかげんですが、なかなか美味しくマイルドなミルクマサラティになりました!
ごちそうさまでした♪
さっそく作っていただいたんですか。送ったマサラティーと比べていかがでしたか?
年内まではインドにいるので、良かったらあのマサラティー、もう一度お送りしますよ^^。
年内まではインドにいるので、良かったらあのマサラティー、もう一度お送りしますよ^^。
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