写真(↓)はBarfi(バルフィ)と呼ばれるインドのお菓子です。
ミルクを長時間煮詰め、砂糖とパウダー状にしたナッツ、カルダモン等を入れて固めたもので、写真(↓)はカシューナッツのバルフィですが、他にアーモンド、ココナツ、ピスタチオ等いろいろな種類があります。

練乳にナッツ系の風味をつけて固めたような味でものすごく甘いんですが、インドにいるせいか時々食べると美味しく感じるんですよね。笑
写真のバルフィは贈り物用のパッケージ詰めのお菓子だったので少し表面が乾いた感じですが、レストランで食べたり店で作りたてを買ってくるともう少し水分を含んでやわやわとしています。
手で持てるくらいの硬さで、食べるとミルクとナッツの味が口いっぱいに広がって溶けていきます。
Barf(バルフ)はヒンズー語で「雪」という意味なのですが、私たちのヒンズー語の講師によると「この口溶けを指している」のだそうです。
実はこれ、材料も作り方もとてもシンプルです。
インドに来てからいろんな人からレシピを教えてもらいましたがどれも大体似たようなものでした。
ただなかなか作ろうという気になれないのは、ものすごく時間がかかるんですよね^^;。
今回ちょうど材料が揃っていて、家にいなければいけない用事があったので急に思い立って作ってみました。
1時間ちょっとひたすら煮込むだけなのですが、スープや煮込み料理を作るときよりも疲れる感じがするのは鍋底が焦げ付かないようによく掻き混ぜる必要があって、なかなか目が離せないからかもしれません。それに、使用する牛乳の量の割りにほんのちょっとしか出来ないのも理由のひとつかも^^;。
今回作ったのはローストアーモンドのバルフィ(↓)です。
普通はローストしたりしないでパウダー状にして使うのですが、このとき手元にあったのがローストアーモンドだけだったのでそれを使ってしまいました。
知り合いのインド人シェフに話したら「それもアリだよ。香ばしい味がして良いじゃない。」ということだったので、特に混ぜるナッツに「こうしなくては。」という制限はなさそうです。

写真で見ると見た目は微妙な感じですが、その辺で売っているものには早く固めるために小麦粉や米粉を入れたりすることもあるそうなので、そういうものに比べると格段に美味しいです。
ただ、また作るかというと、、、これまた微妙です。ムンバイの評判の店のバルフィは100g40ルピー(約120円)くらいなんですが、今回出来上がったのは大体200g。材料代と労力を考えると美味しいものが買えるうちは買っても良いかな^^;。
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■雪のような口溶け^^。Barfi(バルフィ)■(約200g)
ミルクを長時間煮詰め、砂糖とパウダー状にしたナッツ、カルダモン等を入れて固めたもので、写真(↓)はカシューナッツのバルフィですが、他にアーモンド、ココナツ、ピスタチオ等いろいろな種類があります。

練乳にナッツ系の風味をつけて固めたような味でものすごく甘いんですが、インドにいるせいか時々食べると美味しく感じるんですよね。笑
写真のバルフィは贈り物用のパッケージ詰めのお菓子だったので少し表面が乾いた感じですが、レストランで食べたり店で作りたてを買ってくるともう少し水分を含んでやわやわとしています。
手で持てるくらいの硬さで、食べるとミルクとナッツの味が口いっぱいに広がって溶けていきます。
Barf(バルフ)はヒンズー語で「雪」という意味なのですが、私たちのヒンズー語の講師によると「この口溶けを指している」のだそうです。
実はこれ、材料も作り方もとてもシンプルです。
インドに来てからいろんな人からレシピを教えてもらいましたがどれも大体似たようなものでした。
ただなかなか作ろうという気になれないのは、ものすごく時間がかかるんですよね^^;。
今回ちょうど材料が揃っていて、家にいなければいけない用事があったので急に思い立って作ってみました。
1時間ちょっとひたすら煮込むだけなのですが、スープや煮込み料理を作るときよりも疲れる感じがするのは鍋底が焦げ付かないようによく掻き混ぜる必要があって、なかなか目が離せないからかもしれません。それに、使用する牛乳の量の割りにほんのちょっとしか出来ないのも理由のひとつかも^^;。
今回作ったのはローストアーモンドのバルフィ(↓)です。
普通はローストしたりしないでパウダー状にして使うのですが、このとき手元にあったのがローストアーモンドだけだったのでそれを使ってしまいました。
知り合いのインド人シェフに話したら「それもアリだよ。香ばしい味がして良いじゃない。」ということだったので、特に混ぜるナッツに「こうしなくては。」という制限はなさそうです。

写真で見ると見た目は微妙な感じですが、その辺で売っているものには早く固めるために小麦粉や米粉を入れたりすることもあるそうなので、そういうものに比べると格段に美味しいです。
ただ、また作るかというと、、、これまた微妙です。ムンバイの評判の店のバルフィは100g40ルピー(約120円)くらいなんですが、今回出来上がったのは大体200g。材料代と労力を考えると美味しいものが買えるうちは買っても良いかな^^;。
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■雪のような口溶け^^。Barfi(バルフィ)■(約200g)
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ガラムマサラは、インド料理で使われる「ミックス・スパイス」のことで、これを料理の最後の仕上げに入れることでスパイスの香りを引き立たせ風味を加えます。
レシピは無数にあり、作り方は本当に人それぞれなので、市販のガラムマサラをとってもメーカーによって香りも味も全く違い、自分の好きなものを探すのも楽しいです。
日本やアメリカに住んでいた頃は、一つ一つスパイスを揃えてガラムマサラを作るのは値段のことも気になって、なかなかいくつもは試せなかったのですが、ムンバイに住むようになってからそれが手軽にできるようになりました^^。
新鮮で質の良いスパイスが安く手に入るのはインドに住む利点ですね^^。
インド人の知り合いに聞いたり自分で調べたりしていろいろ試してみましたが、今はこの4種(写真)が気に入っていて、その時の気分や料理によって使い分けています。

4つのうち、4番は市販のものです。これは後日紹介しますね。今手元に外箱がなかったので^^;。
今回はこの中の2番のガラムマサラのレシピを紹介します。
ヒンズー語の先生に教えてもらった配合が元になっていて、私はそれにナツメグも加えています。
<2番のガラムマサラの材料>

4つのうち、2番が材料も手に入りやすく、最もいろんな料理に使いやすいと思います。
※このガラムマサラ、黒胡椒の辛味が効いているので辛くしたくない場合は胡椒の量を減らしてください。私はこれを日本のカレーを作るときの仕上げに使ったりもします。
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■ホームメイド・ガラムマサラ①■(約大さじ6)
レシピは無数にあり、作り方は本当に人それぞれなので、市販のガラムマサラをとってもメーカーによって香りも味も全く違い、自分の好きなものを探すのも楽しいです。
日本やアメリカに住んでいた頃は、一つ一つスパイスを揃えてガラムマサラを作るのは値段のことも気になって、なかなかいくつもは試せなかったのですが、ムンバイに住むようになってからそれが手軽にできるようになりました^^。
新鮮で質の良いスパイスが安く手に入るのはインドに住む利点ですね^^。
インド人の知り合いに聞いたり自分で調べたりしていろいろ試してみましたが、今はこの4種(写真)が気に入っていて、その時の気分や料理によって使い分けています。

4つのうち、4番は市販のものです。これは後日紹介しますね。今手元に外箱がなかったので^^;。
今回はこの中の2番のガラムマサラのレシピを紹介します。
ヒンズー語の先生に教えてもらった配合が元になっていて、私はそれにナツメグも加えています。
<2番のガラムマサラの材料>

4つのうち、2番が材料も手に入りやすく、最もいろんな料理に使いやすいと思います。
※このガラムマサラ、黒胡椒の辛味が効いているので辛くしたくない場合は胡椒の量を減らしてください。私はこれを日本のカレーを作るときの仕上げに使ったりもします。
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【お知らせ】レシピでコーンミールを煮る時間とケーキの焼き時間を変更しました。変更部分は赤字で修正しています。(7.5.2007)
写真は西インドに住むクリスチャンに伝わるケーキです。
以前、写真だけご紹介してレシピを載せていませんでした。
レシピの配合は人によって少しずつ違うそうですが、コーンミールとココナツが入っているのが特徴で、クリスマスやイースターのお祝いのときなどにこのケーキを焼くのだそうです。

メイドのシャロンはムンバイ出身のクリスチャンで、彼女は小さい頃に伯母さんから教えてもらったそうです。
冷めてもしっとりしていて、甘すぎず、ココナツ風味のカステラのようなケーキです。
日本の緑茶とも相性が好いので、普段甘いものを食べない私でもこのケーキは時々食べたくなってシャロンにリスエストしてしまいます。
コーンミールはヒンズー語でRawa(ラワ)ですが、シャロンや近所のインド人たちはSojee(ソジー)と呼んでいます。
シャロンによるとマラティー語でもなく、他の言語らしいのですが、何語かは不明。どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えてください^^。
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■シャロンのココナツケーキ■(8×8インチ角のケーキ型2台分) 1インチ=2.5cm
写真は西インドに住むクリスチャンに伝わるケーキです。
以前、写真だけご紹介してレシピを載せていませんでした。
レシピの配合は人によって少しずつ違うそうですが、コーンミールとココナツが入っているのが特徴で、クリスマスやイースターのお祝いのときなどにこのケーキを焼くのだそうです。

メイドのシャロンはムンバイ出身のクリスチャンで、彼女は小さい頃に伯母さんから教えてもらったそうです。
冷めてもしっとりしていて、甘すぎず、ココナツ風味のカステラのようなケーキです。
日本の緑茶とも相性が好いので、普段甘いものを食べない私でもこのケーキは時々食べたくなってシャロンにリスエストしてしまいます。
コーンミールはヒンズー語でRawa(ラワ)ですが、シャロンや近所のインド人たちはSojee(ソジー)と呼んでいます。
シャロンによるとマラティー語でもなく、他の言語らしいのですが、何語かは不明。どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えてください^^。
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■シャロンのココナツケーキ■(8×8インチ角のケーキ型2台分) 1インチ=2.5cm
「チッキー」はムンバイではどこでも見かけるインドのお菓子です。
ナッツをキャラメルで固めたもので、日本でもこういうの食べたことあるわ~、と初めて見たときに何だか懐かしい気分になりました。
サフランやローズウォーターを加えて作るお祭りやお祝い用の高級なものから、砂糖とナッツだけで作る素朴な味のものもあり、使用するナッツもピーナツ、ゴマ、ポピーシード等様々です。
チッキーは子供だけでなく大人も好きなようで、近所の店でも1枚5ルピー(約12.5円)のチッキーを仕事の昼休みなどにインド人のサラリーマンが買っているのをよく見かけます。
シャロンに聞いたらレシピを知っているというので、さっそく作ってもらいました。彼女のレシピはホテルで働いていたとき、行事用に作っていたものらしいです。サフランとローズウォーターを使うので香りが良く、彼女のチャイによく合います。
作るときは、少量作るよりもこのブログに載せているレシピの量くらいを一度に作ったほうが作りやすいと思います。
シャロンが作ったチッキー

市販のもの

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■チッキー■(約500g)
レシピはこちら↓
ナッツをキャラメルで固めたもので、日本でもこういうの食べたことあるわ~、と初めて見たときに何だか懐かしい気分になりました。
サフランやローズウォーターを加えて作るお祭りやお祝い用の高級なものから、砂糖とナッツだけで作る素朴な味のものもあり、使用するナッツもピーナツ、ゴマ、ポピーシード等様々です。
チッキーは子供だけでなく大人も好きなようで、近所の店でも1枚5ルピー(約12.5円)のチッキーを仕事の昼休みなどにインド人のサラリーマンが買っているのをよく見かけます。
シャロンに聞いたらレシピを知っているというので、さっそく作ってもらいました。彼女のレシピはホテルで働いていたとき、行事用に作っていたものらしいです。サフランとローズウォーターを使うので香りが良く、彼女のチャイによく合います。
作るときは、少量作るよりもこのブログに載せているレシピの量くらいを一度に作ったほうが作りやすいと思います。
シャロンが作ったチッキー

市販のもの

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■チッキー■(約500g)
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チャイは、紅茶をミルクとスパイスで煮出したもので、インド人はこれを本当によく飲みます。
車でムンバイの街を走っていると道端のチャイ売りの屋台にはいつも数人のインド人が立ち止まってチャイをすすっているのを見かけますし、私がインド人の友人の家に行ったときやお店で買い物しているときでも店員から「チャイはいかがですか?」と勧められることもたびたびあります。
このチャイ、スパイスの配合や砂糖、ミルクの量など作り方は人によって様々です。インドに来る前から自分でも時々見よう見まねで適当に作っていたこともあるのですが、最近はシャロンが淹れてくれるチャイの作り方を私も真似するようになりました。
シンプルで飽きのこない味です。

Chai, a mix of tea, milk and spices is a hugely popular drink in India, Every cook has his or her own special recipe, but my maid's is my favorite. It's a great combination of tea, the sweetness of milk, and the taste and fragrance of a myriad of select spices. Just the thing to soothe a tired mind and relax the spirit.
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「私も今日はchaiを淹れてみようかしら^^」なーんて思われた方、
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■シャロンのChai(チャイ)■(2人分)
レシピはこちら↓
車でムンバイの街を走っていると道端のチャイ売りの屋台にはいつも数人のインド人が立ち止まってチャイをすすっているのを見かけますし、私がインド人の友人の家に行ったときやお店で買い物しているときでも店員から「チャイはいかがですか?」と勧められることもたびたびあります。
このチャイ、スパイスの配合や砂糖、ミルクの量など作り方は人によって様々です。インドに来る前から自分でも時々見よう見まねで適当に作っていたこともあるのですが、最近はシャロンが淹れてくれるチャイの作り方を私も真似するようになりました。
シンプルで飽きのこない味です。

Chai, a mix of tea, milk and spices is a hugely popular drink in India, Every cook has his or her own special recipe, but my maid's is my favorite. It's a great combination of tea, the sweetness of milk, and the taste and fragrance of a myriad of select spices. Just the thing to soothe a tired mind and relax the spirit.
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■シャロンのChai(チャイ)■(2人分)
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